現地時間 2010年3月30日10:34分 IDG News Service
環境保護団体「グリーンピース」は大手インターネット企業に対し更なるグリーンエネルギー資源への働きかけを望んでいる。
同団体の新たな資料によると、クラウドコンピューティングの成長は温室効果ガス排出量の急激な上昇に影響しているとし、警告を発している。Yahoo, Facebook, Googleなど大手企業に対し環境問題解決への手助けを呼びかけている。
「クラウドは気候変化の時期に成長している。エネルギー消費によって排出されるガスを減らすことは主要事項である。クラウドが成長すればエネルギー消費量もまた同様に増えることは必然である。」グリーンピースが火曜日に発表したレポートの内容である。
エネルギー量の増加とは具体的にどのくらいになるのであろうか?グリーンピースによると、これは計算するには難しすぎる問題であると認めている。しかし彼らの概算によればここ2007年から13年間の間にクラウドコンピューティングによって消費されるエネルギー量は3倍に達するものであるとされている。
昨今、運用コスト削減のため大手インターネット企業はエネルギー消費を効率的なものへ改善できるよう懸命に努めてきた。しかしグリーンピースは、大手企業が石炭による火力発電を利用し、尚もデータセンターを環境よりも利益重視を目的とした場所に配置している点について主張する。
「ITをグリーンに。クラウドコンピューティングとその気候変化に対する貢献」。このレポートは今回のiPad発売を機に論争の発信点となるだろう。グリーンピースはiPadを「この問題の兆候だ」としている。彼らからすればiPadはクラウドコンピューティングを通して音楽・映像・本などをダウンロードするためのものと見ているからだ。
データセンターのエネルギー消費に関するグリーンピースの主張は今回限りのものではなった。今後も彼らはネットサービス利用者たちの間にこの問題を広めていくものだろうと考えられる。
グリーンピースは最近になり反Facebookキャンペーンを開始した。理由はFacebookが火力発電を利用できるオレゴンとプラインビルにデータセンターを設立することを決定したからだ。火曜日のレポートによると、同団体はYahooが水力発電を用いたバッファローやニューヨーク郊外にデータセンターを設立するとした決断を用いてFacebookのそれと比べて見せた。
これに対しFacebookはこう返す「データセンター設立地をオレゴンに選んだのは巨大な冷却装置を使用せず現地の気候が生む澄んだ空気を利用した冷却ができることを目的としており、決して火力発電のためにこの場所を選んだのではない」。
「データセンターの場所が発電所の位置を考慮したものだ、と言うが実際にはそのような火力発電を利用したデータセンターなどというものは存在しない。水力発電を利用したデータセンターもまた同様である。データセンターはすべて使用可能なそれぞれの送電網につながれている。この点については先月、我々が以下回答している(http://www.datacenterknowledge.com/archives/2010/02/20/facebooks-response-to-greenpeace/)。
新しいデータセンターを設立し続けるマイクロソフトとグーグルでさえ、その間エネルギーの使用料をどのように減らしていくかという教育を行っている。昨年のグーグルでさえ米国の石油燃料への依存を減らすべく、予算として3.7兆ドルにもおよぶ20年計画を提案したところだ。
未だグリーンピースはインターネット企業に対し、グリーンエネルギーへの変更方針を求めている。そのため、同団体は新たなデータセンター設置場の選択に関する問題ないしこのことに対する政治家へのロビー活動を通して世論の要求を増大させることに努める。
原文:http://www.itnews.com/green-data-center/16110/greenpeace-says-cloud-carbon-polluter?page=0,0
しょっぱなからあまり技術ネタとは関係ない感じなんですがトップにあったので載せてみました。
グリーンピースといえば最近は捕鯨問題などを通して日本でもよく耳にするようになった気がします。
彼らの活動には賛否両論あると思いますが・・・。
各企業がつかっているサーバなどをいちいち叩くような記事は聞いたことありませんでしたが
このような環境保護団体にとってみれば、クラウドコンピューティングのような巨大な存在は環境破壊者
というシンボルを植えけ、叩くのに格好な的なのかなぁ・・・
そういえば企業のサーバからクラウドに切り替えた分だけに関して言えば、エネルギー使用量ってあまり
変わらないような気がするのですが・・・真相はよくわかりません(・∀・)
技術ネタっぽくなかったですね^^;
次回はもっと技術に特化した記事を載せようと思います。
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